お悩みをお聞きして、あとはお任せします。とのお話からはじまりました。
転倒してもケガしにくい柔らかい畳のままにするか、椅子の生活を考えて板張りにするか。悩まれていましたが板張りにすることを決められました。
無断熱の時代の建物でしたのでコタツも撤去して、床・壁・天井すべてに断熱材を充填。年月を経てアメ色に変化した柱と長押などは残しながら、直す茶の間の部分だけでも筋交い・火打ち・金物の補強。
網戸が外れやすくなり、開閉がしにくくなった木製ガラス扉は機能性を優先して断熱サッシに交換し、日当たりと雨とで傷んでしまったカウンター部分も交換。建具は再利用できるように既存のサイズに合わせて作りました。
収納を使いづらくしていたTVの場所もカウンターの上に置けるように配線をし直して、収納部分が充実。断熱改修したことでエアコンの効きが全然違いますとのお喜びの声をくださいました。